ディーラーが市況を見ながら手動で売り買いする一連の流れを、あらかじめ設定したルールやロジック(アルゴリズム)で行うもの。コンピューターに設定すると取引が自動的に処理されるため、人件費の削減にもなります。

様々なデータを元に瞬時に判断するのにはやはりコンピューターを使うのが一番です(これを頭でできる人は年俸何億ももらえる敏腕ディーラーになるわけです)。

リーマンブラザーズを買収した会社への取材をテレビで見ましたが、リーマンブラザーズが作って使っていたコンピューター設備(もちろんディーリングのアルゴリズムを含む)だけで、買収費用はペイできる位の物だったそうです。

私は利益を追求しているわけではないのでたまにしか売り買いしませんが、常に利益を生み出すことを目標にしている人にとっては速く導入したい仕組みでしょう。

実際の取引にはまだ使えないようですが、カブ・ロボというのがあります。Javaを使って株売買ロボットを作成し、シミュレーション環境で成績を競えるようです。

IBMのDeveloper Worksにも関連記事が出ています。Javaの勉強もかねて手を出してみようかと思います。