カテゴリー: APPLについて
投稿者: shinichi
先日、HULFTのver.5からver.6にあげる仕事をしたので、ver.7にあげてみようかなと思って試してみた。

まず、セゾン情報からテスト版をダウンロード。

インストールマニュアルを見ると、今までとはずいぶんと見た目が変わっていたのでクリーンインストールから始めた。

今までとは違って、テスト版はアップグレードインストールができません。本物は「新規インストール」と「アップグレードインストール」を手動で選ぶようです。

ver.6までと同じようにインストールは問題なく終わりました。[スタート]からHULFT管理画面をクリックするとエラーメッセージが表示されました。

エラーメッセージ

動作環境を確認していなかったのですが、Windows Server 2003までだと".NET Framework 2.0 SP1"が、2008/Vistaは".NET Framework 3.5 SP1"が導入されていることが条件になっていました。

Microsoftから.NET Framework 2.0 SP1をダウンロードし、インストールしてから起動。

見た目は今時のアプリケーションという感じがしました。タブが使えるようになったので、複数ウィンドウを開いていてもウィンドウ間の移動が楽になりました。

HULFT7

テスト版なので、正規のアップグレードインストールができませんでしたが、今までのアップグレードと同様にhulconv.exeを実行することにより登録定義の引き継ぎが問題なくできました。

僕の現場で実際に使うようになるにはまだ何年もかかると思いますが、前もって知識の準備をして行ければと思います。

ぱっと気がついたver.6との違い。

・.NET Frameworkが必要
・ウィンドウがタブ表示となった
・hulft.ini(HULPATHが記述されたファイル)の保存場所がbinntになった
・システム動作環境設定にスケジューラが追加され、休日・祝祭日の設定が可能になった

HULFTの導入は何度も行っているけれども実際に定義を作ったりしたことはないので、これを機に少し勉強をしようと思う。
カテゴリー: APPLについて
投稿者: shinichi
HULFTを導入時に設定される環境変数のHULPATH。

テスト機ではWindowsの環境変数として設定されていたのでそういう物だと思っていた。

HULFTバージョンアップの際に"set hulpath"とコマンドプロンプトで実行して中身を確認しようとしたところ、"hulpathが設定されていません"と出てくる。でも、インストール中にhulpathをHULFT6のディレクトリに変更しますよとメッセージが出てくるのでおかしいなと思っていた。

昨日、ぼんやりとHULFTのマニュアルを読んでいたらそのわけが載っていた。


3.2 動作環境の設定について
 ・・・
3.2.1 HULFT環境設定ファイルのあるディレクトリの設定
 HULFTが使用する環境設定ファイルのあるディレクトリを「hulft.ini」ファイルに設定します。セクション名は「PATH」、エントリ名は「HULPATH」です。インストール時にインストーラが自動的に設定しますが、変更を行いたい場合は、オペレーティングシステムディレクトリ(%windir%)にある「hulft.ini」ファイルをメモ帳などのエディタで変更してください。
【記入例】
[PATH]
HULPATH=C:\Program Files\hulft\etc


そういうことだったのか。これを知らない人がテスト機の設定をしたからWindowsの環境変数にHULPATHが設定されていたのだろう。納得。

ちなみにこの記述は管理ガイドの「第3章 Windows動作環境」に書いてありますので、その他OSについてはわかりません。
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投稿者: shinichi
HULFT ver.5からHULFT ver.6にあげる仕事がありました。

手順はとても簡単でした。

1.HULFTを停止する。
2.新しいHULFTのインストールをする。
3.登録のインポートをする。
4.HULFTを起動する。

大まかには上記4項目の作業ですが、本番環境でバージョンアップするのが初めてだったので、念のため下記作業もプラスで行いました。

1.1.登録のバックアップをとる(utligenコマンド)。
1.2.登録の件数を数えておく。
3.1.登録の件数が変わっていないことを確認する。

バージョンアップの際には、自動的に既存のHULFTフォルダがインストール先に指定されます(バックアップフォルダが作成され、元のbinntとetcフォルダがコピーされます)。

今回はhulft5ではなくhulft6とフォルダ名を指定してインストールを行いました。バックアップフォルダの指定を外さないで進んだところ、バックアップするものがないのだから作る必要はありませんとメッセージが表示されました。ごもっとも・・・

ぺしぺしとインストールは何も問題なく終了したので、binntにあるhulconvコマンドで登録を新しいHULFTへ移行しました。元のHULFTのetcフォルダを指定して実行すれば自動的に登録がインポートされます(既存フォルダに上書きインストールという形であればインストール時にインポートされます)。

HULFTを起動して、テストデータの送受信をして終了しました。

今はver.7となったHULFT。でも、まだまだver.5が動いているんだよな・・・
今まで、新規インストールしかしたことがなかったから、5->6、6->7の練習を少ししておこうかしら。