自宅にファイルサーバーを作成し(ファイルサーバーの構築)、プリンターサーバーとしても使用(プリンターサーバーの構築~その一 役割の追加)していますが、その上に今度はHyper-Vサーバーとしても使用していこうと思います。
まずはサーバーマネージャーを開いて役割の追加をします。
インストールする役割の選択画面で「Hyper-V」を選択します。
サーバー自体を管理するネットワークアダプターとHyper-Vで作成した仮想マシンへアクセスするためのネットワークアダプターを別に用意することが推奨されています。我が家のマシンにはマザーボードの標準アダプターと、後付けのアダプターとがあるので二つ表示されています。後付けのアダプターを仮想マシン用に割り当てますので、今回は「ローカルエリア接続」にチェックを入れて進みます(ネットワークアダプターが一つしか無い場合でもインストールして仮想マシンを使うことは可能です)。
インストールする前に確認画面が表示され、<インストール>ボタン押下でインストールが始まります。
Hyper-Vのインストールには再起動が必要なため、「インストールの結果」画面では警告メッセージが表示されます。
<インストール>ボタン押下で再起動の確認メッセージが表示されます。他作業でサーバーを利用していなければここで再起動してしまいます。
再起動されると自動的に「インストールの結果」画面が表示され、『正常にインストールされました』と表示されます。
Hyper-Vをインストールした直後にサーバーマネージャーを確認すると、Hyper-Vにメッセージマークがついています。
メッセージを確認すると、『警告』レベルのメッセージが発生しています。
そのイベントメッセージを開いて確認すると、『物理コンピューターをシャットダウンします。すべての仮想マシンを停止および保存しています。』というメッセージです。
今回はインストールしたので仮想マシンは一つもありませんでしたが、仮想マシンを起動中に物理コンピューターをシャットダウンすると、仮想マシンは強制終了されるのと同じことになります。仮想マシンでそのような事態にならないよう、Windowsが停止もしくは保存をしてくれます。
これでHyper-Vサーバーとして仮想マシンを使用できるようになりましたが、次にネットワーク設定を行います。
まずはサーバーマネージャーを開いて役割の追加をします。
インストールする役割の選択画面で「Hyper-V」を選択します。
サーバー自体を管理するネットワークアダプターとHyper-Vで作成した仮想マシンへアクセスするためのネットワークアダプターを別に用意することが推奨されています。我が家のマシンにはマザーボードの標準アダプターと、後付けのアダプターとがあるので二つ表示されています。後付けのアダプターを仮想マシン用に割り当てますので、今回は「ローカルエリア接続」にチェックを入れて進みます(ネットワークアダプターが一つしか無い場合でもインストールして仮想マシンを使うことは可能です)。
インストールする前に確認画面が表示され、<インストール>ボタン押下でインストールが始まります。
Hyper-Vのインストールには再起動が必要なため、「インストールの結果」画面では警告メッセージが表示されます。
<インストール>ボタン押下で再起動の確認メッセージが表示されます。他作業でサーバーを利用していなければここで再起動してしまいます。
再起動されると自動的に「インストールの結果」画面が表示され、『正常にインストールされました』と表示されます。
Hyper-Vをインストールした直後にサーバーマネージャーを確認すると、Hyper-Vにメッセージマークがついています。
メッセージを確認すると、『警告』レベルのメッセージが発生しています。
そのイベントメッセージを開いて確認すると、『物理コンピューターをシャットダウンします。すべての仮想マシンを停止および保存しています。』というメッセージです。
今回はインストールしたので仮想マシンは一つもありませんでしたが、仮想マシンを起動中に物理コンピューターをシャットダウンすると、仮想マシンは強制終了されるのと同じことになります。仮想マシンでそのような事態にならないよう、Windowsが停止もしくは保存をしてくれます。
これでHyper-Vサーバーとして仮想マシンを使用できるようになりましたが、次にネットワーク設定を行います。
家にサーバーを一台立てましたが、サーバーを立てると管理をする必要が出てきます。
管理とは言っても、今のところはイベントビューアーでサービスに異常がないか位です。そのくらいであれば、リモートデスクトップでログインしてそこで確認すればよいのですが、せっかくなのでリモート管理できるように設定をしてみようと思います。
イベントビューアーは「別のコンピューターへ接続」というメニューがあり、リモートのマシン上のイベントビューアーをローカル端末で確認することができます。
まず、コントロールパネル -> 管理ツール -> イベントビューアーと進みます。
この状態では、このビューアーが見ているマシンは現在操作しているマシン。つまり「ローカルマシン」となります。左のツリーペイン/中央の概要ペイン/右の操作ペインにもそれぞれイベントビューアー(ローカル)となっております。
もちろんこの画面を定期的に開いて問題が発生していないかを確認することはとても大切なことですが、今回はローカルマシンのイベントビューアーを見るのではなく、リモートマシンのイベントビューアーを見ます。
ツールバーの操作 -> 別のコンピューターへ接続を選択します。
すると、接続先を選択するウィンドウが表示されます。ここではリモートマシンを選択します。「別のコンピューター」を選択し、テキストボックスに接続先マシンのIPアドレス/マシン名を入力します。同一ワークグループ/ドメインにあるマシンであれば、「参照」ボタンから選択することも可能です。
チェックボックスで「別のユーザーとして接続する」というメニューがありますが、ローカルマシンにログインしているユーザーと、リモートマシン上のユーザーが同一であり、権限があるのであれば設定する必要がありませんが、もし違うユーザーで操作していたり、特定のユーザーを指定したい場合には「ユーザーの設定」ボタンからユーザー名/パスワードを指定します。
最初はAdministratorで接続してみようと思います。
入力が済んだら「OK」を押下します。
すぐに画面が表示されるわけではなく、しばらく時間がかかるようです。
相手先サーバーでファイアウォールの設定を有効にしており、イベントビューアー用の設定をしていない場合、下記のメッセージが表示されます。
実は、ファイアウォールの[リモートイベントのログ管理]例外を有効にする必要があります。
接続先マシンでファイアウォールの設定を行います。
サーバーマネージャー -> 構成 -> セキュリティが強化されたWindowsファイアウォールを選択します。
さらに、セキュリティが強化されたWindowsファイアウォール -> 受信の規則を選択し、下記三規則を有効化します。
・リモートイベントログ管理(RPC-epMAP)
・リモートイベントのログ管理(NP受信)
・リモートイベントのログ管理(RPC)
受信の規則の中では下の方にあります。さらに、「リモートのログ管理」というグループの規則になります。
有効化すると、左端のチェックマークが灰色から緑色に変わるので確認できると思います。
ファイアウォールの設定が終了したらイベントビューアーを開いて接続します。
左のツリーペイン/中央の概要ペイン/右の操作ペインがそれぞれイベントビューアー(SHIKANCHA)となっております。
よくよく見ると、サーバー上で開いたイベントビューアーにはカスタムビューの下に「サーバーの役割」という区分があるのに、リモートから開くとその区分が表示されていません。
サーバー上で開いたイベントビューアー
リモートで開いたイベントビューアー
サーバーのAdministratorで接続しているので権限不足ということは考えられないと思うのですが、なにか設定があるのかもしれません。今後調べてみようと思います。
管理とは言っても、今のところはイベントビューアーでサービスに異常がないか位です。そのくらいであれば、リモートデスクトップでログインしてそこで確認すればよいのですが、せっかくなのでリモート管理できるように設定をしてみようと思います。
イベントビューアーは「別のコンピューターへ接続」というメニューがあり、リモートのマシン上のイベントビューアーをローカル端末で確認することができます。
まず、コントロールパネル -> 管理ツール -> イベントビューアーと進みます。
この状態では、このビューアーが見ているマシンは現在操作しているマシン。つまり「ローカルマシン」となります。左のツリーペイン/中央の概要ペイン/右の操作ペインにもそれぞれイベントビューアー(ローカル)となっております。
もちろんこの画面を定期的に開いて問題が発生していないかを確認することはとても大切なことですが、今回はローカルマシンのイベントビューアーを見るのではなく、リモートマシンのイベントビューアーを見ます。
ツールバーの操作 -> 別のコンピューターへ接続を選択します。
すると、接続先を選択するウィンドウが表示されます。ここではリモートマシンを選択します。「別のコンピューター」を選択し、テキストボックスに接続先マシンのIPアドレス/マシン名を入力します。同一ワークグループ/ドメインにあるマシンであれば、「参照」ボタンから選択することも可能です。
チェックボックスで「別のユーザーとして接続する」というメニューがありますが、ローカルマシンにログインしているユーザーと、リモートマシン上のユーザーが同一であり、権限があるのであれば設定する必要がありませんが、もし違うユーザーで操作していたり、特定のユーザーを指定したい場合には「ユーザーの設定」ボタンからユーザー名/パスワードを指定します。
最初はAdministratorで接続してみようと思います。
入力が済んだら「OK」を押下します。
すぐに画面が表示されるわけではなく、しばらく時間がかかるようです。
相手先サーバーでファイアウォールの設定を有効にしており、イベントビューアー用の設定をしていない場合、下記のメッセージが表示されます。
実は、ファイアウォールの[リモートイベントのログ管理]例外を有効にする必要があります。
接続先マシンでファイアウォールの設定を行います。
サーバーマネージャー -> 構成 -> セキュリティが強化されたWindowsファイアウォールを選択します。
さらに、セキュリティが強化されたWindowsファイアウォール -> 受信の規則を選択し、下記三規則を有効化します。
・リモートイベントログ管理(RPC-epMAP)
・リモートイベントのログ管理(NP受信)
・リモートイベントのログ管理(RPC)
受信の規則の中では下の方にあります。さらに、「リモートのログ管理」というグループの規則になります。
有効化すると、左端のチェックマークが灰色から緑色に変わるので確認できると思います。
ファイアウォールの設定が終了したらイベントビューアーを開いて接続します。
左のツリーペイン/中央の概要ペイン/右の操作ペインがそれぞれイベントビューアー(SHIKANCHA)となっております。
よくよく見ると、サーバー上で開いたイベントビューアーにはカスタムビューの下に「サーバーの役割」という区分があるのに、リモートから開くとその区分が表示されていません。
サーバー上で開いたイベントビューアー
リモートで開いたイベントビューアー
サーバーのAdministratorで接続しているので権限不足ということは考えられないと思うのですが、なにか設定があるのかもしれません。今後調べてみようと思います。
プリンターサーバーの構築~その二 プリンタードライバーの追加でサーバー側の作業を終えました。
最後にクライアント側での作業です。
まず、「デバイスとプリンター」を開いてプリンターの追加をします。
追加するのはネットワークプリンターになります。
自動で使用可能なプリンターを探してくれますが、出てこなかったので手動で追加することにしました(表示されればそのプリンターを選択してください)。
「共有プリンターを名前で選択する」を選びます。
「参照」ボタンを押下して出てくる選択画面で、サーバー上のプリンターを選択します。
おそらく何の問題もなく追加されます。
必要に応じて、通常使うプリンターに設定したり、テストページを印刷してください。
ファイルをプリントする際に、サーバー上のプリンターを選択します。
今まではPCとプリンターが1対1の環境だったので必要性を感じませんでしたが、多対1の環境ではプリンターサーバーはとても便利な機能です。
最後にクライアント側での作業です。
まず、「デバイスとプリンター」を開いてプリンターの追加をします。
追加するのはネットワークプリンターになります。
自動で使用可能なプリンターを探してくれますが、出てこなかったので手動で追加することにしました(表示されればそのプリンターを選択してください)。
「共有プリンターを名前で選択する」を選びます。
「参照」ボタンを押下して出てくる選択画面で、サーバー上のプリンターを選択します。
おそらく何の問題もなく追加されます。
必要に応じて、通常使うプリンターに設定したり、テストページを印刷してください。
ファイルをプリントする際に、サーバー上のプリンターを選択します。
今まではPCとプリンターが1対1の環境だったので必要性を感じませんでしたが、多対1の環境ではプリンターサーバーはとても便利な機能です。
プリンターサーバーの構築~その一 役割の追加でサーバー側にプリンターサーバーの設定を追加しました。
サーバー自身のプリンタードライバーを追加した後は、クライアントマシンに配布するプリンタードライバーをインストールします。
「サーバーマネージャー -> 役割 -> 印刷とドキュメントサービス -> 印刷の管理 -> プリントサーバー -> サーバー名 -> ドライバー」を選択し、ドライバーの一覧を表示します。そこで右クリックし、「ドライバーの追加」を選択します。
「プリンタードライバーの追加ウィザード」が開始します。
ウィザードの開始画面で「次へ」を押下すると、これから追加するドライバーを使用するOSのタイプを選択します。
事前に64bit版のドライバーをインストールしてあるので、プリンター名が一覧に載っています。
最後にウィザード完了画面が表示されますので「完了」を押下して終了します。
64bit版のドライバーはインストール済みですが、32bit版はまだインストールしていないのでファイルの選択画面が表示されます。ドライバーのiniファイルを選択します。
ドライバーの追加ができると、先ほどのドライバー一覧に新しく32bit版のドライバーが表示されます。
これでサーバー側の作業は終了になります。
次はクライアント側でサーバーのプリンターを使えるように設定します。
サーバー自身のプリンタードライバーを追加した後は、クライアントマシンに配布するプリンタードライバーをインストールします。
「サーバーマネージャー -> 役割 -> 印刷とドキュメントサービス -> 印刷の管理 -> プリントサーバー -> サーバー名 -> ドライバー」を選択し、ドライバーの一覧を表示します。そこで右クリックし、「ドライバーの追加」を選択します。
「プリンタードライバーの追加ウィザード」が開始します。
ウィザードの開始画面で「次へ」を押下すると、これから追加するドライバーを使用するOSのタイプを選択します。
事前に64bit版のドライバーをインストールしてあるので、プリンター名が一覧に載っています。
最後にウィザード完了画面が表示されますので「完了」を押下して終了します。
64bit版のドライバーはインストール済みですが、32bit版はまだインストールしていないのでファイルの選択画面が表示されます。ドライバーのiniファイルを選択します。
ドライバーの追加ができると、先ほどのドライバー一覧に新しく32bit版のドライバーが表示されます。
これでサーバー側の作業は終了になります。
次はクライアント側でサーバーのプリンターを使えるように設定します。