今日は朝方の台風で大混乱の中、赤坂でのカンファレンスに参加してきました。

本当は12,000円だけど、メールマガジンに登録していたりするとただになる不思議なカンファレンスです。

私は開発の人間ではないので最初はあまり行く気はなかったのですが、英語の勉強がてら参加することにしました。

あまり考えずに受講セッションを決めていたので当日になるまでどんなセッションなのか全く知りませんでしたが、終わってみると4つのうち3つがアジャイル開発についてでした。

現場ではがちがちのウォーターフォール型の開発しかしていないので新しい知識を得ることができて良かったです。
これまではどちらかというと「XP?アジャイル?どうせポッと出てきて、そのうち消えるんでしょ」という人たちの一員だったわけですが、意識ががらりと変わりました。もちろん、発表されている事例というのは本当にうまくいったプロジェクト、もしくはうまくいった箇所を紹介しているのであって、失敗例もたくさんあるのだと思います。だから、頭から信じるわけではありませんが、でも、IBMやMicrosoft、その他の大企業の中でもアジャイル開発でうまくいっているという話を聞くと、やっぱり認識を変えられますよ。

最終セッションはアジャイル開発についてのパネルディスカッションだったのですが、日本のソフトウェア産業を元気にしたいという話が出ていました。3Kとか7kとか言われて久しいこの業界ですが、本当は楽しくてやりがいがあるはずだと私も思います。

パネラーの皆さんが「ソフトウェア産業=人材派遣業という認識を変えたい」という気持ちがあるようなのでしばらく彼らの動きをウォッチしようかと思います。「ソフトウェア産業=人材派遣業」という構図を知っていたのなら私はこの業界には絶対に入らなかったですから(自分たちで新しい物を作り出しているすばらしい会社がたくさんあるのは知っております)。

最後にアジャイル手法の一つであるスクラムを日本で普及させようとしている人と名刺交換をして、コミュニティに参加させてもらいました(知識全くのゼロなんですけど・・・)。カンファレンスに参加したら一人以上と名刺交換するという目標を久しぶりに達成できました。