VPN接続

VPNサーバーの構築で構築したサーバーにクライアントから接続します。

図のクライアントはWindows 7になります。


Server側でユーザーアカウントの設定を行います。VPNで接続を許可するユーザーのプロパティを開きます


「ダイヤルイン」タブを開き、「リモートアクセス許可」の「アクセスを許可」にチェックを入れて「OK」


今度はクライアント側です。「ネットワークと共有センター」を開き、「新しい接続またはネットワークのセットアップ」をクリック


「職場に接続します」を選択し、「次へ」


「インターネット接続(VPN)を使用します」をクリック


接続先IPとこの接続の名前を決めます。名前はあくまでもこのマシンでのみ使われます


接続するユーザー名・パスワードを入力して「接続」


接続するとこの画面になります。


Server側ですが、イベントログに接続情報が表示されます。ユーザー名・接続ポート番号・使用IPが確認できます


接続が確認できました。


クライアント側ですが、「ネットワーク接続」を開くと今回追加したネットワークが表示されます。ここから設定変更・削除ができます


もちろん接続も



<その他>
VPN接続クライアントに割り当てるIPアドレスを設定したので、クライアントにはあいているIPが割り振られますが、ユーザーとIPを固定で結びつけておくこともできます

「静的IPアドレスを割り当て」にチェックを入れ


アドレスの種類(v4/v6)を選択し、


任意のアドレスを入力する



上記の設定をしても接続できない場合はサーバーのファイアウォールを確認してください。接続時にエラー806/807がでます。
ルーティングとリモート アクセス (GRE 受信)
ルーティングとリモート アクセス (PPTP 受信)
ルーティングとリモート アクセス (GRE 送信)
ルーティングとリモート アクセス (PPTP 送信)

エラー806


エラー807


上記4ポートが開放されていないと接続することができません。L2TPプロトコルを使用しないのであれば「ルーティングとリモート アクセス (L2TP 受信)」を開放する必要はありません。