Windows 7のバックアップ・リカバリ~その一 バックアップ」で取得したバックアップファイルを使って、PCをリカバリしてみます。

最初は全く同じ構成のマシンに戻すことを想定した同じサイズのHDDに戻すパターンです。ちなみに500GBのHDDでデータが10GBしかなくても復元先HDDは最低500GB用意しなければならないのです。

新しくVMを作り(HDDは元のPCと同様15GB)、バックアップファイルが保管されているHDDを接続します。
Windows 7のインストールDVDを読み込ませ、インストールを開始する。

言語設定はそのまま「次へ」をクリックし


「今すぐインストール」ではなく「コンピュータを修復する」をクリックする。


「システム回復オプション」ではOSがインストールされているHDDでリカバリする場合インストールされているOS名が表示されますが、まっさらなHDDを使用する場合には空欄になっています。
Windowsの回復ツールを使用する場合には上の選択肢を、今回のように復元する場合には下の選択肢を選択して「次へ」をクリックします。


すると、接続されているHDD等のメディアから最新のバックアップが自動的に読み込まれ、データ情報が表示されますので確認して「次へ」をクリック。
必要であれば「システムイメージを選択する」を選択します。


「システムイメージを選択する」を選択した場合にはシステムイメージの一覧が表示され、リストアするイメージを選択します(今回はシステムイメージが一つしかないので一行だけ表示されています)。


バックアップの復元方法の選択ですが、バックアップからリカバリするHDDはフォーマットされてしまうのでそれを避ける設定や、リカバリ終了後に自動で再起動するよう設定などができます。「次へ」をクリック。


リカバリの設定確認で間違いがないかを確かめたら「完了」をクリックしてリカバリをスタートします。


リカバリ対象HDDはフォーマットされてしまうのでメッセージが出てきます。「OK」をクリック。


リカバリが始まりました。


リカバリが終了したので自動的に再起動となりました。


再起動、ログインしてみると、テストで作ったフォルダーとファイルがきちんとMy Documentに残っていることが確認できました。


容量の小さいHDDでの作業だったので10分強で終了しました。