リモートでのイベントビューアー確認~その一 接続でリモートからイベントビューアーを確認するとサーバーの役割についての確認が取れませんでした。

調べてみたところ、WindowsのクライアントOSからサーバーOSを確認する場合、「リモート サーバー管理ツール」をクライアントにインストールする必要があります。インストールすることにより、Windows Server 2008 R2、Windows Server 2008、Windows ServerR 2003 を実行しているコンピューターにインストールされた役割と機能を管理できるようになります。

この「リモート サーバー管理ツール」ですが、現在はVISTA/VISTA(64)/7の三種類がリリースされており、概要は下記の通りです。

・Windows Vista for x64-based Systems 用 Microsoft リモート サーバー管理ツール
Windows Vista Business 64-bit edition; Windows Vista Enterprise 64-bit edition; Windows Vista Ultimate 64-bit edition
Windows Vista Service Pack 1 (SP1)、もしくはそれ以降のバージョンのサービス パックが必要です。

・Windows Vista 用 Microsoft リモート サーバー管理ツール
Windows Vista Business; Windows Vista Enterprise; Windows Vista Ultimate
Windows Vista Service Pack 1 (SP1)、もしくはそれ以降のバージョンのサービス パックが必要です。

・Windows 7 用のリモート サーバー管理ツール
Windows 7
Windows 7 用のリモート サーバー管理ツールは、Enterprise、Professional、Ultimate の各エディションの Windows 7 を実行しているコンピューターのみにインストールでき、管理対象となるサーバーにはインストールできません。

まずはリモートサーバー管理ツールをMicrosoftのページからダウンロードして、インストールします。








次に必要なツールを有効にします。
コントロールパネル -> プログラム -> Windowsの機能の有効化または無効化 -> リモートサーバー管理ツールから必要なツールのチェックボックスをオンにします。














プログラム一覧の管理ツールを開くと、先ほど追加したツールが追加されていることが確認できます。


Hyper-Vマネージャーを起動する前にいくつか準備をする必要があります。

まず、ファイアウォールの設定です。サーバー側もクライアント側も"Windows Management Instrumentation(WMI)"の規則を有効化します。
サーバー側








クライアント側








次に、サーバー側の設定で、サーバーマネージャーのトップページで「サーバーマネージャーのリモート管理の構成」というメニューがあるので「有効」に設定します。








最後に、クライアント側の設定で、dcomcnfgでCOMセキュリティを変更します。
dcomcnfgを検索・実行し、コンポーネントサービス -> コンピューター -> マイコンピューターと進み、右クリックからプロパティを開きます。COMセキュリティタブを開き、アクセス許可の「制限の編集」をクリック。ANONYMOUS LOGONのリモートアクセスを「許可」します。












これで設定は終了なので、Hyper-Vマネージャーを開くとサーバー上に構築されている仮想マシンが表示され、サーバー上にいるのと全く変わりなく管理することができるようになりました。






仮想マシンに接続しようとすると「お使いの資格情報は機能しませんでした」というメッセージとともにログインウィンドウが開きます。
これはWorkgroupで管理しているからかもしれません。要調査です。


ここで入力するユーザーはサーバー上のAdministrators権限を持っていなければいけないようです。権限を持っていない場合、下記のエラーが発生します。このエラーについても要調査です。


「MSDN Code Gallery」が参考になりました。