先週22日にWindows 7の発売と同時に公開されたXP Modeを入れてみました。

個人的にXPでなければ動かないアプリケーションを持っているわけではないので、全く必要性は感じられませんが、何となく入れてみました(しまった、お遊びならばVMのWinodws 7に入れるんだった・・・)。

マイクロソフトのサイトWindows XP Mode および Windows Virtual PCからWindows XP ModeとWindows Virtual PCをそれぞれダウンロードし、インストールします。
Windows Virtual PCをインストールしたところでマシンの再起動が必要になります。

再起動後、スタートメニューのWindows Virtual PCにあるWindows XP Modeをクリックすると、5分ほどのセットアップの後にVirtual PCにインストールされたWindows XPが起動します。

このままではアプリケーションだけを実行することはできません。全ユーザー対象のスタートメニュー(C:\Documents and Settings\All Users\スタート メニュー)に呼び出したいアプリケーションのショートカットを作成し、XPにログインし直せばWindows 7から直に呼び出すことができるようになります。

IE6を実行している画面。


ただ、見てわかるとおり、XPの言語バーが出ております。つまりこのIE上ではIMEを使わなければならないわけです。Windows 7ではATOKを使っているのにもかかわらず・・・
ThinkPadのスクロールも効きません・・・

リモートデスクトップのアプリケーション画面だけを使っているような感じです(RemoteAppの使い心地がこんなのかもしれないな)。

ウィルスソフトの設定ではVirtual PCのvhdファイルを対象外とすること、また、Windows XP ModeのXPに別途ウィルスソフトをインストールすることが推奨されています(なぜならXPもネットにつながる設定になっているから)。

こう考えると、個人PCにWindows XP Modeをインストールし、旧来アプリケーションを導入して使用し続けるよりも、部署ごと、島(チーム)ごとに余りPCにXPを入れて使い回す方が便利な気がしてならない。

XP向けアプリケーションをWindows 7向けに改修している開発者にとっては結構便利なツールだと思う。