Linuxのスクリーンセーバーが解除できないで書きましたが、xscreensaverは依存関係が多くてアンインストールするのを断念しました。

どれくらい依存関係があるのかを確認しました。

まずRHEL4
[root@RHEL4-WAS01 ~]# rpm -aq | grep screen
xscreensaver-4.18-5.rhel4.2
[root@RHEL4-WAS01 ~]# rpm -e --test xscreensaver-4.18-5.rhel4.2
error: Failed dependencies:
        xscreensaver is needed by (installed) control-center-2.8.0-12.i386
[root@RHEL4-WAS01 ~]# rpm -e --test xscreensaver-4.18-5.rhel4.2 control-center-2.8.0-12.i386
error: Failed dependencies:
        control-center >= 2.0 is needed by (installed) gnome-volume-manager-1.1.0-5.i386
        control-center is needed by (installed) gnome-session-2.8.0-5.i386
[root@RHEL4-WAS01 ~]# rpm -e --test xscreensaver-4.18-5.rhel4.2 control-center-2.8.0-12.i386 gnome-volume-manager-1.1.0-5.i386 gnome-session-2.8.0-5.i386
[root@RHEL4-WAS01 ~]#

RHEL4からxscreensaverを(きれいに)アンインストールするには
control-center
gnome-volume-manager
gnome-session
の3つを同時にアンインストールする必要があります。

次にRHEL3で確認しました。すると、少し結果が異なりました。
[root@RHEL3 root]# rpm -aq | grep screensaver
xscreensaver-4.10-6
[root@RHEL3 root]# rpm -e --test xscreensaver-4.10-6
error: Failed dependencies:
        xscreensaver is needed by (installed) control-center-2.2.0.1-13
[root@RHEL3 root]# rpm -e --test xscreensaver-4.10-6 control-center-2.2.0.1-13
[root@RHEL3 root]#

RHEL3ではxscreensaverをアンインストールするときにcontrol-centerのみを一緒に消せば良いのです。でも、RHEL3にしろ4にしろ後からアンインストールするとなると面倒くさいので(というよりも、必要な物まで消さなければならないので)、初期導入の時に入れないようにすべきだと思って確認しました。

RHEL3:
今日はインストールCDが手元になかったので確認できませんでした。

RHEL4:
ソフトウェアの選択画面から確認できると思ったのですが、xscreensaverが見あたりませんでした。
textベースでのインストールだと、ソフトウェア選択時にEverythingを選択して詳細を開くとxscreensaverのチェックをはずすことができるのですが、これがどの小分類に入っているのかはわからなかったです(無かった)。本気でインストールを阻止するのであればまず全選択をし、そこから個別に必要不必要を分けていくしかないのかと(そしておそらくRHEL3においても同じかと)・・・

RHEL5:
インストールするソフトウェアを選択する画面で、"Customize now"を選択してNextをクリック。次の画面ではそのままの状態でOptional packagesをクリック。現れたウィンドウ"Packages in GNOME Desktop Environment"のリスト中ちょうど真ん中当たりにgnome-screensaverがあるのでチェックをはずしてCloseをクリック。
これでスクリーンセーバーはインストールされなくなります。