DB2のバックアップ・リカバリを勉強し始めました(DB2のバックアップ・リカバリ)。

同じジャンルを様々な製品で一気に勉強してみようと思いました。まずはWindows Server 2008でのバックアップとリカバリ。

バックアップは標準のウィザードを利用してHDDにとり、
リカバリは下記三パターンを試してみる。
1.同じサイズのHDDに戻すパターン
2.大きいHDDに戻すパターン
3.小さいHDDに戻すパターン(失敗パターン)

テスト機の構成は下記の通り。
フルコンピューター名:ADC-2008-1
ワークグループ:VM-SERVERS1
ローカルエリア接続2:192.168.0.13, IPv6(有効)
HDD:15GB(サーバーのインストールをしただけの状態)

それではまずバックアップの取得から。

サーバーマネージャーを開き、


左ペインから「記憶域」→「Windows Serverバックアップ」を選択。


バックアップの機能をインストールしていなかったために、使用できない状態でした。ですので一度、左ペインの「機能」へ移動し、インストールします。


「機能の追加」をクリックすれば「機能の追加ウィザード」が表示されますので「Windows Server バックアップの機能」を選択します(今回はコマンドラインでの実行はしないので「コマンドラインツール」は未選択のままにしました)。


インストール確認画面が出て、「インストール」ボタンをクリックすればインストールが始まります(Windows Server 2008からは、追加インストールする際にインストールDVDを使わなくてすむようになったのでとても便利。その分Diskを喰いますが)。



機能の画面で「Windows Server バックアップの機能」がインストールされていることが確認できます。


改めて「Windows Serverバックアップ」へ移動すると今度は正しく情報表示画面になりました。まだ一度もバックアップを取得していないので情報は何も表示されません。


右ペインの「バックアップ(1回限り)」をクリックしてウィザードを開きます。


1回限りのバックアップなので「別のオプション」しか選ぶことができません。


バックアップの構成の選択では「サーバー全体」か「カスタム」の二種類のバックアップを選べます。今回はサーバーに接続しているHDDへのバックアップを行うので「カスタム」を選びました。


「ボリューム(E:)」がバックアップ先なのでバックアップ対象からは除外します。


バックアップ先を選択します。今回はローカルドライブです。


ローカルドライブが複数存在する場合には選択できるようになっています。「ボリューム(E:)」を選択。


シャドーコピーのデータについてのバックアップオプションを選択します。今回はWindows標準のリカバリーをするので「VSSの完全バックアップ」を選択。


最後に確認画面が表示されるので間違いがないかを確かめて「バックアップ」ボタンをクリック。バックアップが開始します。


バックアップが始まると「バックアップの進行状況」ウィンドウが表示されます。下の写真は完了後ですが、進行状況がリアルタイムに表示されます。このウィンドウは閉じることができますが、同じ情報が「Windows Serverバックアップ」の画面にも表示されます。


バックアップの実績ができるとバックアップの情報が表示されるようになります(「最新のバックアップ」「すべてのバックアップ」)。


バックアップ先のディレクトリを見てみると、XMLでの設定ファイルとともにVHDファイルが保存されていることがわかります。15GBのHDD容量ですが、使用済みは7GBほどなのでバックアップファイルのサイズも7GBほどとなっています。


次はこのファイルを使って新しいサーバーを作ってみたいと思います。