Hyper-Vの構築~その一 役割の追加でHyper-Vの役割を追加したのでこれから仮想マシンを作成・使用していくことができますが、その前に一つネットワークの設定を行います。
今回Hyper-Vの役割を追加したコンピューターにはネットワークアダプターが二つあります。ここでは仮にアダプターA(192.168.1.7)、アダプターB(192.168.1.8)とします。アダプターAはマザーボードについている物で、アダプターBは後付けの物です。デフォルトの設定であれば、A・Bどちらのアダプターを使用しても物理コンピューターにも仮想マシンにもアクセスすることができます。
役割の追加時にあった「このサーバーへのリモートアクセス用にネットワークアダプターを1つ確保しておくことをお勧めします。ネットワークアダプターを確保するには、そのネットワークアダプターを貸そうネットワーク用としては選択しないようにします。」というメッセージの通り、物理マシンに確実にリモートアクセスするネットワークが無いと万が一の場合にリモートからサーバーを操作することができなくなる恐れがあるためです(例えば、仮想マシンのネットワーク使用率が何かしらの原因で100%になってしまった時など)。
そのために、二つのネットワークアダプターを物理コンピューター専用のアダプターと仮想マシン専用の物とに役割を分担します。
マシンを構築した直後は下図の様にネットワークアダプターが三つ表示されます。
「ローカルエリア接続 2」と「ローカルエリア接続 4」は物理的なアダプターを指しており、どちらにもインターネットプロトコルがインストールされており、静定IPを指定して使用することができる状態となっています。
三つ目の「ローカルエリア接続」はHyper-Vをインストールしたことによって自動的に構成された内部ネットワークで下図の通り、「Microsoft 仮想ネットワーク スイッチ プロトコル」のみがインストールされています。
Hyper-Vに作られた仮想マシンはこの仮想ネットワークスイッチを経由して内部・外部ネットワークと接続します。
現状ではスイッチのWANポートは「ローカルエリア接続 2」と「ローカルエリア接続 4」と両方と接続している形になります。冗長化のイメージです。アダプターAが停止しても、アダプターBを使えば接続し続けることができます。
上で書いたように、今回はそれぞれの役割を与えます。
まず、Hyper-Vマネージャーを開きます。
右の「操作」ペインで「仮想ネットワークマネージャー」を開きます。
マネージャーが開くとすでに一つ仮想ネットワークが作成されていることがわかります。名前は「外部ネットワーク」。そうです、「ローカルエリア接続 4」の接続方法に設定されていたネットワークです。
マネージャーの「接続の種類」では外部が選択されており、仮想ネットワークが使用するアダプターが選択されています。そして、チェックボックス「管理オペレーティングシステムにこのネットワークアダプターの共有を許可する」にチェックが入っています。
このチェックボックスのチェックを外し、を押下します。
設定を変更することでメッセージボックスが表示されますが、仮想ネットワーク用のアダプターでは仮想マシンへのみアクセスができるように制限されるという意味ですので、<はい>を押下します。
先ほどは三つアダプターが表示されていた所、「ローカルエリア接続 4」が消えているのがわかります。管理オペレーティングシステムとの共有を解除したために、物理コンピューターからネットワークアダプターを操作できなくなったためです。
これで、物理ネットワークと仮想ネットワークが分離されました。
次は仮想マシンを作成していきます。
今回Hyper-Vの役割を追加したコンピューターにはネットワークアダプターが二つあります。ここでは仮にアダプターA(192.168.1.7)、アダプターB(192.168.1.8)とします。アダプターAはマザーボードについている物で、アダプターBは後付けの物です。デフォルトの設定であれば、A・Bどちらのアダプターを使用しても物理コンピューターにも仮想マシンにもアクセスすることができます。
役割の追加時にあった「このサーバーへのリモートアクセス用にネットワークアダプターを1つ確保しておくことをお勧めします。ネットワークアダプターを確保するには、そのネットワークアダプターを貸そうネットワーク用としては選択しないようにします。」というメッセージの通り、物理マシンに確実にリモートアクセスするネットワークが無いと万が一の場合にリモートからサーバーを操作することができなくなる恐れがあるためです(例えば、仮想マシンのネットワーク使用率が何かしらの原因で100%になってしまった時など)。
そのために、二つのネットワークアダプターを物理コンピューター専用のアダプターと仮想マシン専用の物とに役割を分担します。
マシンを構築した直後は下図の様にネットワークアダプターが三つ表示されます。
「ローカルエリア接続 2」と「ローカルエリア接続 4」は物理的なアダプターを指しており、どちらにもインターネットプロトコルがインストールされており、静定IPを指定して使用することができる状態となっています。
三つ目の「ローカルエリア接続」はHyper-Vをインストールしたことによって自動的に構成された内部ネットワークで下図の通り、「Microsoft 仮想ネットワーク スイッチ プロトコル」のみがインストールされています。
Hyper-Vに作られた仮想マシンはこの仮想ネットワークスイッチを経由して内部・外部ネットワークと接続します。
現状ではスイッチのWANポートは「ローカルエリア接続 2」と「ローカルエリア接続 4」と両方と接続している形になります。冗長化のイメージです。アダプターAが停止しても、アダプターBを使えば接続し続けることができます。
上で書いたように、今回はそれぞれの役割を与えます。
まず、Hyper-Vマネージャーを開きます。
右の「操作」ペインで「仮想ネットワークマネージャー」を開きます。
マネージャーが開くとすでに一つ仮想ネットワークが作成されていることがわかります。名前は「外部ネットワーク」。そうです、「ローカルエリア接続 4」の接続方法に設定されていたネットワークです。
マネージャーの「接続の種類」では外部が選択されており、仮想ネットワークが使用するアダプターが選択されています。そして、チェックボックス「管理オペレーティングシステムにこのネットワークアダプターの共有を許可する」にチェックが入っています。
このチェックボックスのチェックを外し、
設定を変更することでメッセージボックスが表示されますが、仮想ネットワーク用のアダプターでは仮想マシンへのみアクセスができるように制限されるという意味ですので、<はい>を押下します。
先ほどは三つアダプターが表示されていた所、「ローカルエリア接続 4」が消えているのがわかります。管理オペレーティングシステムとの共有を解除したために、物理コンピューターからネットワークアダプターを操作できなくなったためです。
これで、物理ネットワークと仮想ネットワークが分離されました。
次は仮想マシンを作成していきます。
自宅にファイルサーバーを作成し(ファイルサーバーの構築)、プリンターサーバーとしても使用(プリンターサーバーの構築~その一 役割の追加)していますが、その上に今度はHyper-Vサーバーとしても使用していこうと思います。
まずはサーバーマネージャーを開いて役割の追加をします。
インストールする役割の選択画面で「Hyper-V」を選択します。
サーバー自体を管理するネットワークアダプターとHyper-Vで作成した仮想マシンへアクセスするためのネットワークアダプターを別に用意することが推奨されています。我が家のマシンにはマザーボードの標準アダプターと、後付けのアダプターとがあるので二つ表示されています。後付けのアダプターを仮想マシン用に割り当てますので、今回は「ローカルエリア接続」にチェックを入れて進みます(ネットワークアダプターが一つしか無い場合でもインストールして仮想マシンを使うことは可能です)。
インストールする前に確認画面が表示され、<インストール>ボタン押下でインストールが始まります。
Hyper-Vのインストールには再起動が必要なため、「インストールの結果」画面では警告メッセージが表示されます。
<インストール>ボタン押下で再起動の確認メッセージが表示されます。他作業でサーバーを利用していなければここで再起動してしまいます。
再起動されると自動的に「インストールの結果」画面が表示され、『正常にインストールされました』と表示されます。
Hyper-Vをインストールした直後にサーバーマネージャーを確認すると、Hyper-Vにメッセージマークがついています。
メッセージを確認すると、『警告』レベルのメッセージが発生しています。
そのイベントメッセージを開いて確認すると、『物理コンピューターをシャットダウンします。すべての仮想マシンを停止および保存しています。』というメッセージです。
今回はインストールしたので仮想マシンは一つもありませんでしたが、仮想マシンを起動中に物理コンピューターをシャットダウンすると、仮想マシンは強制終了されるのと同じことになります。仮想マシンでそのような事態にならないよう、Windowsが停止もしくは保存をしてくれます。
これでHyper-Vサーバーとして仮想マシンを使用できるようになりましたが、次にネットワーク設定を行います。
まずはサーバーマネージャーを開いて役割の追加をします。
インストールする役割の選択画面で「Hyper-V」を選択します。
サーバー自体を管理するネットワークアダプターとHyper-Vで作成した仮想マシンへアクセスするためのネットワークアダプターを別に用意することが推奨されています。我が家のマシンにはマザーボードの標準アダプターと、後付けのアダプターとがあるので二つ表示されています。後付けのアダプターを仮想マシン用に割り当てますので、今回は「ローカルエリア接続」にチェックを入れて進みます(ネットワークアダプターが一つしか無い場合でもインストールして仮想マシンを使うことは可能です)。
インストールする前に確認画面が表示され、<インストール>ボタン押下でインストールが始まります。
Hyper-Vのインストールには再起動が必要なため、「インストールの結果」画面では警告メッセージが表示されます。
<インストール>ボタン押下で再起動の確認メッセージが表示されます。他作業でサーバーを利用していなければここで再起動してしまいます。
再起動されると自動的に「インストールの結果」画面が表示され、『正常にインストールされました』と表示されます。
Hyper-Vをインストールした直後にサーバーマネージャーを確認すると、Hyper-Vにメッセージマークがついています。
メッセージを確認すると、『警告』レベルのメッセージが発生しています。
そのイベントメッセージを開いて確認すると、『物理コンピューターをシャットダウンします。すべての仮想マシンを停止および保存しています。』というメッセージです。
今回はインストールしたので仮想マシンは一つもありませんでしたが、仮想マシンを起動中に物理コンピューターをシャットダウンすると、仮想マシンは強制終了されるのと同じことになります。仮想マシンでそのような事態にならないよう、Windowsが停止もしくは保存をしてくれます。
これでHyper-Vサーバーとして仮想マシンを使用できるようになりましたが、次にネットワーク設定を行います。
家にサーバーを一台立てましたが、サーバーを立てると管理をする必要が出てきます。
管理とは言っても、今のところはイベントビューアーでサービスに異常がないか位です。そのくらいであれば、リモートデスクトップでログインしてそこで確認すればよいのですが、せっかくなのでリモート管理できるように設定をしてみようと思います。
イベントビューアーは「別のコンピューターへ接続」というメニューがあり、リモートのマシン上のイベントビューアーをローカル端末で確認することができます。
まず、コントロールパネル -> 管理ツール -> イベントビューアーと進みます。
この状態では、このビューアーが見ているマシンは現在操作しているマシン。つまり「ローカルマシン」となります。左のツリーペイン/中央の概要ペイン/右の操作ペインにもそれぞれイベントビューアー(ローカル)となっております。
もちろんこの画面を定期的に開いて問題が発生していないかを確認することはとても大切なことですが、今回はローカルマシンのイベントビューアーを見るのではなく、リモートマシンのイベントビューアーを見ます。
ツールバーの操作 -> 別のコンピューターへ接続を選択します。
すると、接続先を選択するウィンドウが表示されます。ここではリモートマシンを選択します。「別のコンピューター」を選択し、テキストボックスに接続先マシンのIPアドレス/マシン名を入力します。同一ワークグループ/ドメインにあるマシンであれば、「参照」ボタンから選択することも可能です。
チェックボックスで「別のユーザーとして接続する」というメニューがありますが、ローカルマシンにログインしているユーザーと、リモートマシン上のユーザーが同一であり、権限があるのであれば設定する必要がありませんが、もし違うユーザーで操作していたり、特定のユーザーを指定したい場合には「ユーザーの設定」ボタンからユーザー名/パスワードを指定します。
最初はAdministratorで接続してみようと思います。
入力が済んだら「OK」を押下します。
すぐに画面が表示されるわけではなく、しばらく時間がかかるようです。
相手先サーバーでファイアウォールの設定を有効にしており、イベントビューアー用の設定をしていない場合、下記のメッセージが表示されます。
実は、ファイアウォールの[リモートイベントのログ管理]例外を有効にする必要があります。
接続先マシンでファイアウォールの設定を行います。
サーバーマネージャー -> 構成 -> セキュリティが強化されたWindowsファイアウォールを選択します。
さらに、セキュリティが強化されたWindowsファイアウォール -> 受信の規則を選択し、下記三規則を有効化します。
・リモートイベントログ管理(RPC-epMAP)
・リモートイベントのログ管理(NP受信)
・リモートイベントのログ管理(RPC)
受信の規則の中では下の方にあります。さらに、「リモートのログ管理」というグループの規則になります。
有効化すると、左端のチェックマークが灰色から緑色に変わるので確認できると思います。
ファイアウォールの設定が終了したらイベントビューアーを開いて接続します。
左のツリーペイン/中央の概要ペイン/右の操作ペインがそれぞれイベントビューアー(SHIKANCHA)となっております。
よくよく見ると、サーバー上で開いたイベントビューアーにはカスタムビューの下に「サーバーの役割」という区分があるのに、リモートから開くとその区分が表示されていません。
サーバー上で開いたイベントビューアー
リモートで開いたイベントビューアー
サーバーのAdministratorで接続しているので権限不足ということは考えられないと思うのですが、なにか設定があるのかもしれません。今後調べてみようと思います。
管理とは言っても、今のところはイベントビューアーでサービスに異常がないか位です。そのくらいであれば、リモートデスクトップでログインしてそこで確認すればよいのですが、せっかくなのでリモート管理できるように設定をしてみようと思います。
イベントビューアーは「別のコンピューターへ接続」というメニューがあり、リモートのマシン上のイベントビューアーをローカル端末で確認することができます。
まず、コントロールパネル -> 管理ツール -> イベントビューアーと進みます。
この状態では、このビューアーが見ているマシンは現在操作しているマシン。つまり「ローカルマシン」となります。左のツリーペイン/中央の概要ペイン/右の操作ペインにもそれぞれイベントビューアー(ローカル)となっております。
もちろんこの画面を定期的に開いて問題が発生していないかを確認することはとても大切なことですが、今回はローカルマシンのイベントビューアーを見るのではなく、リモートマシンのイベントビューアーを見ます。
ツールバーの操作 -> 別のコンピューターへ接続を選択します。
すると、接続先を選択するウィンドウが表示されます。ここではリモートマシンを選択します。「別のコンピューター」を選択し、テキストボックスに接続先マシンのIPアドレス/マシン名を入力します。同一ワークグループ/ドメインにあるマシンであれば、「参照」ボタンから選択することも可能です。
チェックボックスで「別のユーザーとして接続する」というメニューがありますが、ローカルマシンにログインしているユーザーと、リモートマシン上のユーザーが同一であり、権限があるのであれば設定する必要がありませんが、もし違うユーザーで操作していたり、特定のユーザーを指定したい場合には「ユーザーの設定」ボタンからユーザー名/パスワードを指定します。
最初はAdministratorで接続してみようと思います。
入力が済んだら「OK」を押下します。
すぐに画面が表示されるわけではなく、しばらく時間がかかるようです。
相手先サーバーでファイアウォールの設定を有効にしており、イベントビューアー用の設定をしていない場合、下記のメッセージが表示されます。
実は、ファイアウォールの[リモートイベントのログ管理]例外を有効にする必要があります。
接続先マシンでファイアウォールの設定を行います。
サーバーマネージャー -> 構成 -> セキュリティが強化されたWindowsファイアウォールを選択します。
さらに、セキュリティが強化されたWindowsファイアウォール -> 受信の規則を選択し、下記三規則を有効化します。
・リモートイベントログ管理(RPC-epMAP)
・リモートイベントのログ管理(NP受信)
・リモートイベントのログ管理(RPC)
受信の規則の中では下の方にあります。さらに、「リモートのログ管理」というグループの規則になります。
有効化すると、左端のチェックマークが灰色から緑色に変わるので確認できると思います。
ファイアウォールの設定が終了したらイベントビューアーを開いて接続します。
左のツリーペイン/中央の概要ペイン/右の操作ペインがそれぞれイベントビューアー(SHIKANCHA)となっております。
よくよく見ると、サーバー上で開いたイベントビューアーにはカスタムビューの下に「サーバーの役割」という区分があるのに、リモートから開くとその区分が表示されていません。
サーバー上で開いたイベントビューアー
リモートで開いたイベントビューアー
サーバーのAdministratorで接続しているので権限不足ということは考えられないと思うのですが、なにか設定があるのかもしれません。今後調べてみようと思います。
プリンターサーバーの構築~その二 プリンタードライバーの追加でサーバー側の作業を終えました。
最後にクライアント側での作業です。
まず、「デバイスとプリンター」を開いてプリンターの追加をします。
追加するのはネットワークプリンターになります。
自動で使用可能なプリンターを探してくれますが、出てこなかったので手動で追加することにしました(表示されればそのプリンターを選択してください)。
「共有プリンターを名前で選択する」を選びます。
「参照」ボタンを押下して出てくる選択画面で、サーバー上のプリンターを選択します。
おそらく何の問題もなく追加されます。
必要に応じて、通常使うプリンターに設定したり、テストページを印刷してください。
ファイルをプリントする際に、サーバー上のプリンターを選択します。
今まではPCとプリンターが1対1の環境だったので必要性を感じませんでしたが、多対1の環境ではプリンターサーバーはとても便利な機能です。
最後にクライアント側での作業です。
まず、「デバイスとプリンター」を開いてプリンターの追加をします。
追加するのはネットワークプリンターになります。
自動で使用可能なプリンターを探してくれますが、出てこなかったので手動で追加することにしました(表示されればそのプリンターを選択してください)。
「共有プリンターを名前で選択する」を選びます。
「参照」ボタンを押下して出てくる選択画面で、サーバー上のプリンターを選択します。
おそらく何の問題もなく追加されます。
必要に応じて、通常使うプリンターに設定したり、テストページを印刷してください。
ファイルをプリントする際に、サーバー上のプリンターを選択します。
今まではPCとプリンターが1対1の環境だったので必要性を感じませんでしたが、多対1の環境ではプリンターサーバーはとても便利な機能です。
プリンターサーバーの構築~その一 役割の追加でサーバー側にプリンターサーバーの設定を追加しました。
サーバー自身のプリンタードライバーを追加した後は、クライアントマシンに配布するプリンタードライバーをインストールします。
「サーバーマネージャー -> 役割 -> 印刷とドキュメントサービス -> 印刷の管理 -> プリントサーバー -> サーバー名 -> ドライバー」を選択し、ドライバーの一覧を表示します。そこで右クリックし、「ドライバーの追加」を選択します。
「プリンタードライバーの追加ウィザード」が開始します。
ウィザードの開始画面で「次へ」を押下すると、これから追加するドライバーを使用するOSのタイプを選択します。
事前に64bit版のドライバーをインストールしてあるので、プリンター名が一覧に載っています。
最後にウィザード完了画面が表示されますので「完了」を押下して終了します。
64bit版のドライバーはインストール済みですが、32bit版はまだインストールしていないのでファイルの選択画面が表示されます。ドライバーのiniファイルを選択します。
ドライバーの追加ができると、先ほどのドライバー一覧に新しく32bit版のドライバーが表示されます。
これでサーバー側の作業は終了になります。
次はクライアント側でサーバーのプリンターを使えるように設定します。
サーバー自身のプリンタードライバーを追加した後は、クライアントマシンに配布するプリンタードライバーをインストールします。
「サーバーマネージャー -> 役割 -> 印刷とドキュメントサービス -> 印刷の管理 -> プリントサーバー -> サーバー名 -> ドライバー」を選択し、ドライバーの一覧を表示します。そこで右クリックし、「ドライバーの追加」を選択します。
「プリンタードライバーの追加ウィザード」が開始します。
ウィザードの開始画面で「次へ」を押下すると、これから追加するドライバーを使用するOSのタイプを選択します。
事前に64bit版のドライバーをインストールしてあるので、プリンター名が一覧に載っています。
最後にウィザード完了画面が表示されますので「完了」を押下して終了します。
64bit版のドライバーはインストール済みですが、32bit版はまだインストールしていないのでファイルの選択画面が表示されます。ドライバーのiniファイルを選択します。
ドライバーの追加ができると、先ほどのドライバー一覧に新しく32bit版のドライバーが表示されます。
これでサーバー側の作業は終了になります。
次はクライアント側でサーバーのプリンターを使えるように設定します。
自宅にファイルサーバーを作成しましたが、それを機に、家に一台しかないプリンター(Canon MP500)をどのマシンからも使う事が出来るようにと、プリンターサーバーの役割も持たせる事にしました。
Windows Server 2008 R2からは64bitのみのOSとなった為、32bit/64bit版ドライバーをCanonのサイトからダウンロードします。
64bit版ドライバーは実行形式となっていたので先にインストールしておきます。
32bit版実行形式ではなく、展開するとiniファイル等がでてくる物でした。
まずはサーバーマネージャーを開いて役割の追加をします。
インストールする役割の選択画面で「印刷とドキュメントサービス」を選択します。
今回は一番上に表示されている「ファイルサーバー」のみを選択します。
インストールする前に確認画面が表示され、<インストール>ボタン押下でインストールが始まります。
『正常にインストールされました』と表示されます。
サーバーマネージャーから印刷とドキュメントサービスの画面へ移動します。下図のようにサーバーマネージャーの役割トップページからリンクを使って進むのでも、「サーバーマネージャー -> 役割 -> 印刷とドキュメントサービス」と進むのでも同じです。
役割をインストールした直後ではプリンターがインストールされていないので、『ネットワークにプリンターを追加し、共有してください』のリンクをクリックして「ネットワークプリンターのインストールウィザード」を開始します。
インストールウィザードではまずはじめにプリンターのインストール方法を選択します。サーバーにUSBで接続しているプリンターを使う場合には、「既存のポートを使って、新しいプリンターを追加する」のドロップダウンから「USB001(USBの仮想プリンターポート)」を選択します(このポートは2008にはなかったので、2008 R2から追加されたようです)。
次にプリンターのインストールでプリンタードライバーを選択します。今回は事前にインストールしていますので下図のように既存のドライバーが選択されます。
事前にインストールしない場合には一覧が表示されますのでそこから選択します。載っていなければ「Windows Update」でドライバーを追加するか自分でインストールします。
プリンター名と共有名を決めます。今回はそのままの設定で追加しました。
最後にプリンター名やポート名の確認画面が表示されますので、一応確認して<次へ>を押下します。
インストール成功画面が出てきます。必要に応じてテストページを印刷したり、続けて別のプリンターをインストールします。
次はクライアント用のドライバーを追加します。
Windows Server 2008 R2からは64bitのみのOSとなった為、32bit/64bit版ドライバーをCanonのサイトからダウンロードします。
64bit版ドライバーは実行形式となっていたので先にインストールしておきます。
32bit版実行形式ではなく、展開するとiniファイル等がでてくる物でした。
まずはサーバーマネージャーを開いて役割の追加をします。
インストールする役割の選択画面で「印刷とドキュメントサービス」を選択します。
今回は一番上に表示されている「ファイルサーバー」のみを選択します。
インストールする前に確認画面が表示され、<インストール>ボタン押下でインストールが始まります。
『正常にインストールされました』と表示されます。
サーバーマネージャーから印刷とドキュメントサービスの画面へ移動します。下図のようにサーバーマネージャーの役割トップページからリンクを使って進むのでも、「サーバーマネージャー -> 役割 -> 印刷とドキュメントサービス」と進むのでも同じです。
役割をインストールした直後ではプリンターがインストールされていないので、『ネットワークにプリンターを追加し、共有してください』のリンクをクリックして「ネットワークプリンターのインストールウィザード」を開始します。
インストールウィザードではまずはじめにプリンターのインストール方法を選択します。サーバーにUSBで接続しているプリンターを使う場合には、「既存のポートを使って、新しいプリンターを追加する」のドロップダウンから「USB001(USBの仮想プリンターポート)」を選択します(このポートは2008にはなかったので、2008 R2から追加されたようです)。
次にプリンターのインストールでプリンタードライバーを選択します。今回は事前にインストールしていますので下図のように既存のドライバーが選択されます。
事前にインストールしない場合には一覧が表示されますのでそこから選択します。載っていなければ「Windows Update」でドライバーを追加するか自分でインストールします。
プリンター名と共有名を決めます。今回はそのままの設定で追加しました。
最後にプリンター名やポート名の確認画面が表示されますので、一応確認して<次へ>を押下します。
インストール成功画面が出てきます。必要に応じてテストページを印刷したり、続けて別のプリンターをインストールします。
次はクライアント用のドライバーを追加します。
家族がそれぞれにPCを所有していますが、それぞれのPCに同じ音楽データを持っていたり、HDD容量が足りなくなってきているという問題が起きつつあるので、1台ファイルサーバーを構築することにしました。普通のPCではありますが、それっぽい用途に使うのでサーバーです。
マザーボードはオンボードRAIDでRAID 0/1/10に対応しているのでRAID 1のミラーリングをさせることにしました。システム用HDDとデータ用HDD両方ともRAID 1です。おまけ的な機能でどこまでできるのかはわかりませんがバックアップを取りつつ信用したいと思います(IBMなどのRAIDカードを使っていれば、HDDを抜き差しして確認するのですが・・・)。
Windows Server 2008 R2をインストールした後、サーバーマネージャーを開いて役割の追加をします。
インストールする役割の選択画面で「ファイルサービス」を選択します。
今回は一番上に表示されている「ファイルサーバー」のみを選択します。中段に表示されている「ファイルサーバーリソースマネージャー」をインストールすると、記憶域のレポートを表示したり、サーバーへ保存できないようにファイル種別を指定することができます(たとえば、大きい動画ファイルの保存禁止など)。
インストールする前に確認画面が表示され、<インストール>ボタン押下でインストールが始まります。
Windows Updateの設定がされていなかったので警告メッセージが表示されていますが、通常は『正常にインストールされました』と表示されます。
ファイルサーバーの役割をインストールするのはとても簡単です。これで、サーバー上のデータを共有する準備ができました。
「サーバーマネージャー -> 役割 -> ファイルサービス -> 共有と記憶域の管理」を選択すると下図のように、その名の通り共有と記憶域をいじくる画面に進みます。ここでHDDの共有設定を行います。もちろん、HDDのボリュームのプロパティから設定することもできます。
マザーボードはオンボードRAIDでRAID 0/1/10に対応しているのでRAID 1のミラーリングをさせることにしました。システム用HDDとデータ用HDD両方ともRAID 1です。おまけ的な機能でどこまでできるのかはわかりませんがバックアップを取りつつ信用したいと思います(IBMなどのRAIDカードを使っていれば、HDDを抜き差しして確認するのですが・・・)。
Windows Server 2008 R2をインストールした後、サーバーマネージャーを開いて役割の追加をします。
インストールする役割の選択画面で「ファイルサービス」を選択します。
今回は一番上に表示されている「ファイルサーバー」のみを選択します。中段に表示されている「ファイルサーバーリソースマネージャー」をインストールすると、記憶域のレポートを表示したり、サーバーへ保存できないようにファイル種別を指定することができます(たとえば、大きい動画ファイルの保存禁止など)。
インストールする前に確認画面が表示され、<インストール>ボタン押下でインストールが始まります。
Windows Updateの設定がされていなかったので警告メッセージが表示されていますが、通常は『正常にインストールされました』と表示されます。
ファイルサーバーの役割をインストールするのはとても簡単です。これで、サーバー上のデータを共有する準備ができました。
「サーバーマネージャー -> 役割 -> ファイルサービス -> 共有と記憶域の管理」を選択すると下図のように、その名の通り共有と記憶域をいじくる画面に進みます。ここでHDDの共有設定を行います。もちろん、HDDのボリュームのプロパティから設定することもできます。
Windows Server 2008のバックアップ・リカバリ~その一 バックアップで取得したバックアップファイルを使って、新しくサーバーをリカバリしてみます。
三回目は元のサーバーよりも小さなHDDに戻すパターンです。
新しくVMを作り(HDDは元のサーバーよりも小さい10GB)、バックアップファイルが保管されているHDDを接続します。
Windows Server 2008のインストールDVDを読み込ませ、インストールを開始する。
復元開始までの手順は最初にリカバリした手順(Windows Server 2008のバックアップ・リカバリ~その二 リカバリ~1.同じサイズのHDDに戻すパターン)と全く同じです。
リカバリを開始します。
プロセスが開始してから10秒ほどでリカバリ失敗のメッセージが表示されました。
ずっと作業が進んでいって最後でこのメッセージが出たらどうしようと思っておりましたが、そこまで変な仕様でないことがわかって一安心。
サーバーの設置は何度も経験があるけれども、リカバリってしたことがない(リカバリしなければいけない状況になることがまずないですから)。
もし、バックアップを取得したパーティションを新しいサーバーでは小さくしたいという要件があったら、バックアップ前かリカバリ後にソフト等を使ってサイズ変更をするか、新しくインストールし直すしかないですかね?
現場では業務でWindowsを使っていないけれどもリカバリの手順を勉強することで、現場のサーバーではバックアップデータがどのように保存されているのかが気になり始めた。導入時に一回とったきりだから、リカバリはかなり大変な作業になるに違いない・・・早いうちにバックアップ取得の提案をしなければ、私が大変なことに巻き込まれかねん
三回目は元のサーバーよりも小さなHDDに戻すパターンです。
新しくVMを作り(HDDは元のサーバーよりも小さい10GB)、バックアップファイルが保管されているHDDを接続します。
Windows Server 2008のインストールDVDを読み込ませ、インストールを開始する。
復元開始までの手順は最初にリカバリした手順(Windows Server 2008のバックアップ・リカバリ~その二 リカバリ~1.同じサイズのHDDに戻すパターン)と全く同じです。
リカバリを開始します。
プロセスが開始してから10秒ほどでリカバリ失敗のメッセージが表示されました。
ずっと作業が進んでいって最後でこのメッセージが出たらどうしようと思っておりましたが、そこまで変な仕様でないことがわかって一安心。
サーバーの設置は何度も経験があるけれども、リカバリってしたことがない(リカバリしなければいけない状況になることがまずないですから)。
もし、バックアップを取得したパーティションを新しいサーバーでは小さくしたいという要件があったら、バックアップ前かリカバリ後にソフト等を使ってサイズ変更をするか、新しくインストールし直すしかないですかね?
現場では業務でWindowsを使っていないけれどもリカバリの手順を勉強することで、現場のサーバーではバックアップデータがどのように保存されているのかが気になり始めた。導入時に一回とったきりだから、リカバリはかなり大変な作業になるに違いない・・・早いうちにバックアップ取得の提案をしなければ、私が大変なことに巻き込まれかねん
Windows Server 2008のバックアップ・リカバリ~その一 バックアップで取得したバックアップファイルを使って、新しくサーバーをリカバリしてみます。
二回目はより大きなHDDに戻すパターンです。
新しくVMを作り(HDDは元のサーバーよりも大きい20GB)、バックアップファイルが保管されているHDDを接続します。
Windows Server 2008のインストールDVDを読み込ませ、インストールを開始する。
復元完了までの手順は前回(Windows Server 2008のバックアップ・リカバリ~その二 リカバリ~1.同じサイズのHDDに戻すパターン)と全く同じです。
とりあえず、リカバリが終わりました。
基本的なところは前回と全く同じです。
HDDですが、20GBのところに15GBをリカバリしたので5GBが余ります。
ただし、ディスクマネージャーからは認識できているのでフォーマットすれば使えるようになります。
フォーマットしました。
15GBのCドライブに5GBのFドライブが作成されました。DドライブはDVDドライブ、Eドライブは今回使用しているバックアップデータを保管しているドライブです。
外部ディスクを買うまではいかないけど、パーティションに余裕を増やしたいときには役立つリカバリ方でしょうか?
Windows Server 2008からはソフトを入れなくてもパーティションの結合などを行えるので、新しいHDDに移してCドライブを増やしたいときに使えるかな?でもそこまでするなら新しく入れ直す方が楽かしら?
二回目はより大きなHDDに戻すパターンです。
新しくVMを作り(HDDは元のサーバーよりも大きい20GB)、バックアップファイルが保管されているHDDを接続します。
Windows Server 2008のインストールDVDを読み込ませ、インストールを開始する。
復元完了までの手順は前回(Windows Server 2008のバックアップ・リカバリ~その二 リカバリ~1.同じサイズのHDDに戻すパターン)と全く同じです。
とりあえず、リカバリが終わりました。
基本的なところは前回と全く同じです。
HDDですが、20GBのところに15GBをリカバリしたので5GBが余ります。
ただし、ディスクマネージャーからは認識できているのでフォーマットすれば使えるようになります。
フォーマットしました。
15GBのCドライブに5GBのFドライブが作成されました。DドライブはDVDドライブ、Eドライブは今回使用しているバックアップデータを保管しているドライブです。
外部ディスクを買うまではいかないけど、パーティションに余裕を増やしたいときには役立つリカバリ方でしょうか?
Windows Server 2008からはソフトを入れなくてもパーティションの結合などを行えるので、新しいHDDに移してCドライブを増やしたいときに使えるかな?でもそこまでするなら新しく入れ直す方が楽かしら?
Windows Server 2008のバックアップ・リカバリ~その一 バックアップで取得したバックアップファイルを使って、新しくサーバーをリカバリしてみます。
最初は全く同じサーバーに戻すことを想定した同じサイズのHDDに戻すパターンです。ちなみに500GBのHDDでデータが10GBしかなくても復元先HDDは最低500GB用意しなければならないのです。
新しくVMを作り(HDDは元のサーバーと同様15GB)、バックアップファイルが保管されているHDDを接続します。
Windows Server 2008のインストールDVDを読み込ませ、インストールを開始する。
言語設定はそのまま「次へ」をクリックし
「今すぐインストール」ではなく「コンピュータを修復する」をクリックする。
「システム回復オプション」ではすでにOSがインストールされていればインストールされているOS名が表示されますが、今回はまっさらなサーバーを使用するので空欄になっています。
「次へ」をクリックします。
回復ツールの選択で「Windows Complete PC復元」をクリックします。
すると、接続されているHDD等のメディアから最新のバックアップが自動的に読み込まれ、データ情報が表示されますので確認して「次へ」をクリック。
必要であれば「特定のバックアップを復元する」を選択します。
バックアップの復元方法の選択ですが、バックアップからリカバリするHDDはフォーマットされてしまうのでそれを避ける設定や、リカバリ終了後に自動で再起動するよう設定などができます。「次へ」をクリック。
リカバリの設定確認で間違いがないかを確かめたら「完了」をクリックしてリカバリをスタートします。
リカバリ対象HDDはフォーマットされてしまうのでメッセージが出てきます。チェックを入れて「OK」をクリック。
リカバリが始まりました。
リカバリが終了したので自動的に再起動となりました。
再起動後のサーバーマネージャです。フルコンピュータ名など、バックアップ元の設定と変わりありません。ネットワークだけは「ローカルエリア接続2」だったのが「ローカルエリア接続3」になり、DHCPでの接続になっていました。どうしても同じにならない部分はどれくらいあるのだろうか?
インストール済みの機能もそのままです。
バックアップをとる前の状態をバックアップしたので、バックアップは初期状態です。
容量の小さいHDDでの作業だったので10分強で終了しました。
最初は全く同じサーバーに戻すことを想定した同じサイズのHDDに戻すパターンです。ちなみに500GBのHDDでデータが10GBしかなくても復元先HDDは最低500GB用意しなければならないのです。
新しくVMを作り(HDDは元のサーバーと同様15GB)、バックアップファイルが保管されているHDDを接続します。
Windows Server 2008のインストールDVDを読み込ませ、インストールを開始する。
言語設定はそのまま「次へ」をクリックし
「今すぐインストール」ではなく「コンピュータを修復する」をクリックする。
「システム回復オプション」ではすでにOSがインストールされていればインストールされているOS名が表示されますが、今回はまっさらなサーバーを使用するので空欄になっています。
「次へ」をクリックします。
回復ツールの選択で「Windows Complete PC復元」をクリックします。
すると、接続されているHDD等のメディアから最新のバックアップが自動的に読み込まれ、データ情報が表示されますので確認して「次へ」をクリック。
必要であれば「特定のバックアップを復元する」を選択します。
バックアップの復元方法の選択ですが、バックアップからリカバリするHDDはフォーマットされてしまうのでそれを避ける設定や、リカバリ終了後に自動で再起動するよう設定などができます。「次へ」をクリック。
リカバリの設定確認で間違いがないかを確かめたら「完了」をクリックしてリカバリをスタートします。
リカバリ対象HDDはフォーマットされてしまうのでメッセージが出てきます。チェックを入れて「OK」をクリック。
リカバリが始まりました。
リカバリが終了したので自動的に再起動となりました。
再起動後のサーバーマネージャです。フルコンピュータ名など、バックアップ元の設定と変わりありません。ネットワークだけは「ローカルエリア接続2」だったのが「ローカルエリア接続3」になり、DHCPでの接続になっていました。どうしても同じにならない部分はどれくらいあるのだろうか?
インストール済みの機能もそのままです。
バックアップをとる前の状態をバックアップしたので、バックアップは初期状態です。
容量の小さいHDDでの作業だったので10分強で終了しました。